婚活サービスにはマッチングアプリや婚活パーティー、結婚相談所など様々な種類があります。
中でも結婚相談所に関しては他のサービスと比べて費用が高く、始めるのに少し敷居が高いイメージがありませんか?
そんな結婚相談所での活動は、向いている人・向いていない人の特徴がはっきりと分かれます。
向いている人にとってはかなり効率的に活動できるため、今回はどんな人が結婚相談所に向いているのかをみていきたいと思います。
結婚相談所での活動が向いている人とは?
ひとつずつみていきましょう
ある程度の費用がかかっても、効率的に活動し1日でも早く成婚したい人
マッチングアプリや婚活パーティーと比べると、確かに結婚相談所は費用がかかります。
どれくらいかかるかは結婚相談所にもよりますが、比較的リーズナブルなところでも活動を始めるまでに2~3万円近く、加えて月会費が1万円~3万円、成婚料となると15万~20万円かかるところも。
スマリッジやゼクシィ縁結びエージェントなど、成婚料が0円の結婚相談所もあります
ただし、それだけ費用をかける分、結婚までの効率はかなりいいといえるでしょう。
結婚相談所での活動スケジュールはこのようになっています。
- お見合い
- 仮交際
- 真剣交際
- 成婚退会
お見合い成立からお見合い当日までのスケジュールをすべて仲人である婚活カウンセラーが取り決めをしてくれるので、アプリでいうところのマッチングをしたのに会えるまでに1ヶ月以上かかった、会う段取りを決めている段階で連絡がとれなくなった、などということがありません。
お互いのスケジュールにもよりますが、お見合い成立後、だいたい1~2週間以内にはお見合いが組めるよう日程調整してくれます。
また、お見合い後から真剣交際に入るまでにデートを重ねる関係を「仮交際」といいますが、この仮交際期間中は複数男性とのお見合いや仮交際の同時並行をすることが可能です。相談所によっては仮交際は3人まで、と人数制限が設けられている場合もありますが、基本的には常に一人だけに絞って活動するというよりは、真剣交際に入りたいなと思える人と出会えるまでは、効率を重視しできるだけ多くの人とお見合いが組めるよう配慮されています。
そして真剣交際に入ってからはプロポーズまでの期間も3ヶ月以内に、と推奨期間が設けられているところがほとんどです。
結婚相談所で活動している男性は基本的にこの推奨期間を知っているため、なかなかプロポーズしてくれなかったり、相手がどうしたいのかわからないまま日にちだけが過ぎていく、といったことが起こりにくく、もしそうなったとしても担当のカウンセラーに相談すれば相手がどう思っているか、いつプロポーズしてくれる予定なのか、などを本人に代わってヒアリングしてくれます。
また、途中でこの人はちょっと違うな…と感じたときもカウンセラーが対応してくれるのでスムーズです。
このように、結婚相談所だと成婚に向けてかなり効率良く動くことができるのです。気づけば時間だけがずるずると過ぎてしまったということがほとんどありません。
実際に私はお見合いから3ヶ月後に入籍・成婚退会しました!
この時しみじみと思ったのは、
結婚を考えている者同士だと話が早くて助かるなぁ
です。
なぜなら真剣交際に入った最初のデートの時に、お互いいつまでに結婚したいか?を話し合うことができたからです。
私も今の旦那さんも、早ければ早いほどいい、とそこで意見が合致したので、翌月にプロポーズしてくれました。
普通にお付き合いをしていたらデート初日で結婚の話なんてなかなかできないと思うので、そういった意味でも結婚相談所での活動はかなり効率がいいといえます。
真剣に結婚を考えている人のみと安心して出会いたい人
アプリや婚活パーティーでは、結婚したい人を探すことはできますが、その人の身元がはっきりしているか、という点においてはグレーであるといえます。
なぜなら年収や仕事内容、婚活歴などはあくまで自己申告であり、中には身元を偽ってアプリに登録したり婚活パーティーに参加したりしている人が一人もいないとは言い切れないからです。
気軽に出会える分、ビジネス目的の業者や遊び目的の既婚者が登録している場合もあり、純粋に登録している人との見極めが難しいため安心して利用できないケースがあります。
その点結婚相談所では、入会前に各種書類や本人確認の審査があり、身元がしっかり保証されています。
提出書類は主に
- 本人確認書類
- 独身証明書
- 源泉徴収票
- 大学の卒業証書
など。
これらの提出が行われてようやく結婚相談所での活動がスタートできるため、サイト上に載っているプロフィールが実際と異なっていた、ということがありません。
身元がしっかりしている=結婚のイメージがつきやすいため、その後の流れもスムーズということになります。
疑ったり騙されたり、といった無駄な時間を過ごすことがないため、真剣に結婚を考えている人のみと安心して活動したい人は結婚相談所一択になるでしょう。
恋愛にこだわりがなく、結婚相手の条件やイメージがある程度固まっている人
結婚相談所での活動はあくまで「結婚」をゴールにし、そこに向かってどれだけ効率よく動けるかが大事になってきます。
そのため付き合うまでの駆け引きだったり、1年を通してのイベントを一緒に過ごしたりといった純粋に彼氏彼女の関係で過ごす期間はあまりないため、恋人関係のときめきやドキドキ感はどうしても少なめになってしまいます。
結婚するまでに恋愛の駆け引きも含めて恋人関係を楽しみたい!という人にはあまり向いていないかもしれませんが、
- 付き合う前も付き合ってからも、駆け引きはあまりしたくない
- 結婚相手に恋愛のときめきやドキドキ感は求めない
- 今までの恋愛で苦労したから安定した結婚生活を送れる人と一緒になりたい
のように、現時点であまり恋愛をすることにこだわりがない人は結婚相談所が向いています。
よく誤解されがちなのが、恋愛にこだわらない=好きな人と結婚できないというわけではありません。
結婚相談所で出会う人とは恋愛や結婚に対する駆け引きがない分、好きな人と自然に過ごしていく中で結婚が決まったというパターンが多いです。
また、それに加えて結婚相手はこんな人がいいな、というイメージがある程度固まっているとより活動しやすくなります。
結婚相談所では一人ひとりのプロフィールがしっかり作成されており、年齢や住まいから年収・家族構成・婚姻歴・喫煙の有無に至るまで細かく知ることができます。
漠然とでも、
住まいは同県で、年収は500万円以上、出来れば一人暮らしをしたことがある男性がいいな
といったイメージがある人は結婚相談所での活動がよりしやすくなりますよ。
自分に自信がないのでプロにサポートしてほしい人
積極的に婚活したい!でも今まであまり交際経験がなく、自分に自信がないからうまく活動していけるか不安、という方も結婚相談所での活動がおすすめです。
結婚相談所では必ず仲人とよばれる婚活カウンセラーが担当についてくれ、活動中のアドバイスやサポートをプロ目線から行ってくれます。
また、中にはお見合いの時に着ていく服装を一緒に選んでくれたり、お見合いでの立ち振る舞いを実際にカウンセラーが相手役となって練習してくれたりといったサービスもあります。
私は活動に関してはあまりカウンセラーさんに頼らず自力で頑張るぞ!なタイプでしたが、活動する上で重要なプロフィール写真撮影時の髪形や服装などは自分からアドバイスを聞いて参考にさせてもらっていました
これまで多くの婚活難民たちをサポートしてきたカウンセラーの言うことはだいたい間違っていないので、素直に受け入れ、その通りに活動するとうまくいくことが多いです。
安くない費用を払っている分、そういった受けられるサポートは受けておくのがいいですよね。
逆に結婚相談所は向いていないかも、と思う人の特徴
ここまで結婚相談所に向いている人の特徴をみてきました。
逆に結婚相談所ではなく、マッチングアプリや婚活パーティーで婚活を始めた方がいいかも、と思う人の特徴がこちら。
- 出来るだけ低予算で婚活したい
- 恋愛の駆け引きを楽しみたい
- 時間がかかってもいいから恋愛結婚したい
数十万円の予算は払いたくない、また、結婚をそこまで急いでおらず、彼氏彼女の状態からいずれは結婚できたら、という結婚に対してそこまで焦りを感じていない人は、いきなり結婚相談所で活動するよりもマッチングアプリや婚活パーティーから始めてみるのがいいでしょう。