結婚相談所って調べているとたくさん出てきますよね。
ツヴァイやムスベルなどの大手結婚相談所からIBJに所属している個人経営の結婚相談所まで。
ネットである程度調べてここにしよう、と候補を決めたとしても、ほとんどの場合においてまずは来店してから入会すると思います。
私は最初にお世話になろうと思った結婚相談所に来店し説明を聞きはしたものの、その後入会をやめた経験があります
それはなぜか?
今回は結婚相談所もいいところばかりではなく、中にはこんな悪質と感じる結婚相談所もあったよ!という体験を注意喚起の意味も含めて書いていきたいと思います。
これから結婚相談所を決める人にはぜひ納得のいく相談所で活動してほしいです
悪質と感じた結婚相談所の実態
なぜその相談所に入会しようと思ったのか
まだコロナ禍になる前のこと。同じ独身友達から話を聞いて結婚相談所に入会することにした私は、IBJ所属の個人経営の結婚相談所を調べていました。
自分が住んでいる県内に何百社とある結婚相談所の中で私が重要視したのは次のポイント。
サポートはそんなに求めないから、とにかく低価格の相談所で活動したい
そのため初期費用・月会費・成婚料が比較的安く、かつある程度の実績を残している相談所を選びました。
それがN相談所です。
来店して感じた不信感
1日でも早く活動したかった私は早速N相談所に電話をして来店予約を入れました。
事前にチェックしていたN相談所のHPにはメインカウンセラーとして一人の女性が載っていましたが、当日出迎えてくれたのは40代後半~50代前半の男性担当者でした。
てっきり女性カウンセラーが対応してくれるものとばかり思っていたので、ここの代表の方なのかな?と肩透かしを食らいつつも面談がスタートしました
【不信感その1】横柄な男性担当者
対応してくれた男性担当者はかなりのぐいぐい系で、最初から言動がやや強引な感じが気になりました。
直接そういった言葉を投げかけられたわけではないのですが、言葉の節々が、なんというか婚活女性に寄り添うというよりは、若干見下しているような雰囲気を常に感じました。
その横柄な態度から「もう崖っぷちなんだから、当然入会するよね!?」と無言で言われているような気がして嫌な気持ちになっていきました。
【不信感その2】虚偽のプロフィール一覧
説明の最初の方でその男性担当者は一冊の冊子を目の前に広げ、「これが登録されている男性会員の一部なんだけど~」と1ページずつめくり始めました。
そこにはとても爽やかで好感度の高そうなイケメンとフツメンが並んでいました。
実際に結婚相談所で活動したことがない私ですら一発で、
いや、相談所にこんなイケメンばっかいるわけないだろう
と思ってしまうくらいレベルの高い男性ばかりです。
「うちで活動したらね、こんな男性たちと出会えるんだよ~すごくない!?」と意気揚々と語る男性担当者を前に、
あぁ、このイケメン男性たちに釣られて入会してほしいんだな
と不信感が芽生えました。
あまりにも似たようなイケメン男性ばかり出てくるので、途中で
なんか似たような男性ばっかりですね?
とつっこんでみたところ、「え?そう?」と言ったっきりそこからあまり詳細を見られないように速足でページをめくり出した時はちょっと笑ってしまいました。
【不信感その3】適当にその場で作られたプロフィール文
ある程度説明が終わり、私自身へのヒアリングが始まりました。
その際ヒアリングをしながらその担当者はパソコンで何やらカタカタと入力をし、突然「うん!できた!」と言いました。
「これね、今話を聞いて○○さんのイメージってこんな感じかなと思って僕が作ったプロフィール文なんだけど!」と3~4行ほどの短い文章を見せられました。
もちろんプロフィール文なので誉め言葉ばかり並んでいるのですが、「これで登録しようと思うんだけどどうかな!?」と言われたときは、
プロフィール文ってかなり大事なところなのでは…?こんな即席な感じで作るものなの?
ともやもや。
内容も当たり障りのないもので、とても男性の目をひく文章とは思えませんでした。
プロフィール文を作成する時間をケチられたんだな、とその時は思いました。
【不信感その4】強引な写真スタジオへの予約
一連の流れに不信感を抱きつつも初めての結婚相談所の面談だったため、向こうも商売ではあるしこんなものなのかな?と思いそのまま契約をする流れになっていたときのこと。
私の中に残るもやもやを決定づけたのが、この場でプロフィール写真を撮影するスタジオに予約の電話をしてほしいと言われた時のことです。
スタジオのスタッフは二人しかいなくてなかなか電話が繋がらないからもし繋がったらすぐに予約を入れて、と言われ、一日でも早く活動したかった私は言われるがまま教えてもらった電話番号先へコール。
そして繋がったのですが、今月はもう予約でいっぱいで平日しか枠がないとのこと。
私は平日は普通に仕事をしているため、どこの日程なら仕事の予定が入っておらず有休がとれるかがすぐわからなかったので、
予定を見てかけ直します
と言って電話を切ろうとしたその時、
「だめ!切らないで!今予約とって!」
と半ば叱りつけるように電話をかけ直すことを止められたのです。
びっくりしたものの、仕方なく頭の中に入っているスケジュールの範囲で候補をあげ一応予約を取りはしたのですが…。
電話を切った後の「いや~予約取れてよかったね、一度切ってたらまた繋がらなくなってたよ!あそこのスタッフ本当に忙しいから~」と満足そうに言うその担当者にもやもやした気持ちが限界突破しました。
だめだ、この人とは相性が悪い…ここで活動するのはやめよう
もはや不信感を通り越して嫌悪感を抱いてしまっていた私は、スタジオの予約を取った直後に断るのはさすがに気まずいなと思い、次回までに必要な書類一覧を受け取って一旦帰宅し、次の日に電話でお断りの連絡を入れたのでした。
なぜ悪質と感じたのか
家に帰ってからなぜこんなにもやもやするのか?なぜ男性担当者の顔を思い出したくないくらい嫌悪感を抱いたのか?を考えたところ、
いかに会員を増やして儲けるかという気持ちが全面に出過ぎていて、私の婚活は二の次だと思われている
と感じたからでした。
もちろん会社を経営している以上、儲けなければならないのは当然です。
それでも結婚相談所はその相談所に入会した会員の一生を決めるお手伝いをする仕事だと思います。
いくら儲けることが必要であるとはいえ、それだけが全面に出ている相談所は信用ができないですし、どんなに料金が安くても私は選びたいとは思いませんでした。
N相談所に断りの連絡を入れた後どうしたか
結果としてN相談所は入会するのをやめたわけですが、その後どうしたか。
凝りもせず、2番目に料金の安い結婚相談所に即日電話をし来店しました(笑)
ですがN相談所の反省を踏まえて、面談では活動したいと思える相談所なのかこちらもしっかり話を聞こうと思いました。
そして2番目に来店したY相談所ではHPにも載っていた代表の女性カウンセラーから説明を受け、途中で和やかに雑談したりこれまでの私の婚活しくじりを笑って聞いてくれたりといった対応から親近感がわいたこともあり、そのまま入会することにしました。
N相談所で半ば強制的に予約してしまった写真スタジオをY相談所でも提携しており、すぐに電話をして予約はそのままにした上で相談所の変更手続きを行ってくれとても助かりました。
そして最終的にはそこの相談所で活動して7か月で成婚退会できました。
結婚相談所を選ぶときはここをみよう
結婚相談所のHPを見るとどこも「カウンセラーがあなたの気持ちに寄り添ってサポートします」といった謳い文句が書かれています。
仲人型の結婚相談所であればサポートを売りにするのが当たり前ではあるのですが、本当に寄り添ってくれるのかは直接対話してみないとわかりません。
そしてもちろん、私が2番目に来店したY相談所のように料金が安くてもきちんと会員のことを考えてくれる相談所もある一方で、料金が高いからといって必ずサポートがしっかりしているというわけでもありません。
その判断は来店し直接話を聞いたあなたにしかわからないものです
そのため結婚相談所の入会を検討したら必ず来店した上でその相談所の雰囲気やカウンセラーとの相性を確認し、納得のいく相談所で活動を開始するようにしましょう。